アクアライナー工法(CIPP) 技術の概要
老朽化した様々なパイプラインを蘇らせるために開発されたアクアライナー工法
(CIPP)は、更生材を水頭圧及び、空気圧により既設管路内へ反転挿入し、既設
管内壁に張り付け、温水循環にて加熱硬化させる。
更に、ウォーターハンマー等の衝撃に耐えるように、更生材の周囲に耐圧ジャケ
ットを設置し、更生材を保護する。道路等を掘らずに、老朽化したパイプラインに
新しいプラスチックパイプを形成し、蘇らせる工法である。
適用範囲
管 種 | : | 鉄筋コンクリート管 陶管 鋼管 鋳鉄管 石綿管 FRPM管 塩ビ管 | |||
管 径 | : | φ125o 〜 φ1500o | |||
施工延長 | : | 通常300mまで 最大800m | |||
内 圧 | : | 設計圧力1.0Mpa | その他 | 設計条件による | |
外 水 圧 | : | 10m水頭(0.1Mpa) | |||
曲 り | : | 45度以上施工は可能であるが皺が発生する | |||
JWWA Z108 水道用資機材―浸出試験に適合した JWWA K135 液状樹脂塗料塗装―浸出試験に適合した |